フレーバー系ボンボンショコラ基本レシピについて
ボンボンショコラの5つの基本レシピ
今回はフレーバー系ボンボンショコラの基本レシピについて
お話ししていきますね。
その他の基本レシピの記事はこちらから
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フレーバー系ボンボンショコラとは?
フレーバー系ボンボンショコラとは、
紅茶の茶葉やコーヒー、ほうじ茶、ハーブのミントなど
を生クリームで煮出して香りを移して
ボンボンショコラにしていくレシピです。
このレシピでは、アールグレイ、コーヒー、ほうじ茶、
ミント、ローズマリー、カモミールなどを
基本レシピの茶葉に置き換えて作ることができます。
チョコレートマイスターステップアップクラスでは、
”ロイヤルセーデルブレンド”
というお茶を持ってきた生徒さんが
すごく美味しいボンボンショコラを作っていました^^
そして、特別な茶葉でなくとも私は自分のお店で
ビターチョコレートをミルクチョコレートに変えて
ミルクティーボンボンショコラとして販売しています。
茶葉をコーヒーに変えて、
ミルクチョコレートに変えたらカフェオレも作れますよ!
ボンボンショコラに向いていないフレーバー
上記のように茶葉の部分を変えて
いろいろなフレーバーのボンボンショコラを作ることができるのですが
香りの弱い茶葉などはカカオの香りに負けてしまい、
ボンボンショコラには向いていません。
ローズヒップティー・ハイビスカスティー
などのハーブティー系はまったく味がしなく、
ローズはジャムなどにして入れていくしかありません。
紅茶でも、アールグレイ以外の
茶葉は香りが弱くカカオの香りに負けてしまいます。
烏龍茶も、極限まで煮出してみたり
砂糖を入れて作ってみましたが
こちらも味がほのかにしか感じず
まだまだ改良中です。
茶葉と砂糖の関係
以前、お菓子マニアのチョコレートアカデミー協会で開催しました
パティシエ エス コヤマのシェフ小山進さんに
オリジナルボンボンショコラを作るための方法の講義にて
茶葉は砂糖を入れると香りが強くなるということをお聞きし
クラスでもその実験をしてみました。
その結果、砂糖を50%以上入れるとより香りが濃くなることが
わかりました!
ですので、砂糖を直接入れることもいいですが、
ビターチョコレートをミルクチョコレートに変えてみてもいいですね!
フレーバー系ボンボンショコラの作り方
- 鍋に生クリーム・水飴をいれ沸騰させます
- 沸騰させた1に茶葉をいれ火を止めて8分蒸らします
- 8分経ったら茶漉しで茶葉を取り除きます
- 溶かしたビターチョコレートに3を3回に分けて混ぜていく
- バターをいれてよく混ぜる
最初の工程が違うだけで、
作り方はボンボンショコラ5つの基本レシピの
ビターボンボンショコラの作り方と一緒です。
チョコレートと混ぜた後、
香りが薄いなと思ったら次回作る時に茶葉の量を増やしてみて下さい。
香りが薄いからといって蒸らし時間を伸ばしてしまうと
エグミが出てきてしまいますので、
蒸らし時間を増やすのではなく茶葉の量を増やしてみて下さいね。