ショップカード・パンフレット・パッケージデザインの作り方
この記事ではお店で使う
・ロゴマーク
・ショップカード
・パンフレット(商品写真)
・箱
・紙袋
などなどのデザインをどうやって作るのか?
どこに頼んで作るのか?について
お話ししていきたいと思います。
Contents
デザイン完成までの流れ
パソコンを使える生徒さんは、
無料サイトなどを使ってデザインしていたりしますが私はやはり餅は餅屋だと思います。
デザイナーさんにお願いするとお客様に選ばれるデザインを作ってもらえるのではないかと思っています。
私はオープンする際に
ロゴマーク
チョコレート箱のデザイン
紙袋のデザイン
ショップカード
パンフレット
名刺
を作ってもらいました。
デザイナーさんにお願いすると
だいたい3パターン以上のデザインが上がってきます。
イメージが違っていたら遠慮せずに伝えて、
変更したい箇所があればそれを伝えて完成まで作っていきます。
流れはこんな感じでした。
①店舗のコンセプトやイメージを伝える
②デザイナーさんからデザインが上がってくる
③修正する
④デザイン決定
⑤紙質を選択する
⑥発注業者を探す
⑦デザインを入稿する
⑧サンプルが届く
⑨修正する
完成
デザイン決定まで、
最短でも1ヶ月はかかります。
そこから箱や紙袋に展開していきますので、
早く始めないと、オープン前にドタバタになります💦
デザインを業者さんへ入稿するには
データをイラストレーターの指定などありますので、
ここまでデザイナーさんにお願いするといいです。
発注業者は下記にお勧め記載しましたが、
デザイナーさんと懇意にしているところや
お勧めがあればそちらにも見積もりお願いして比べるのもありですよ^^
参考料金
私が実際に最初にかかったデザイナー料はこちらになります。
友人の友人でしたのでかなりお安い値段だと思います。
私自身、イメージがかなり明確だったこと
意志はしっかり持っていることを自覚していたので
どんなデザイナーさんでも良いものを指示できると思っていました。
なので、参考程度にお使いください。
ロゴマーク 30,000円
ショップカード 10,000円
手提げ袋 15,000円
チョコレート箱デザイン 15,000円
パンフレット 60,000円
名刺 10,000円
デザイナーさんの探し方
①知り合いに依頼する
②クラウドソーシングを使用してデザイナーさんを探す
私は最初、友人の友人のデザイナーさんに
お願いして作ってもらいました。
友人ですとお値段がお安いというのはあると思いますが
相性などもありますので、合わなかった場合はとても気を使います💦
クラウドソーシングを使用してデザイナーさんを探す
知り合いにお願いすると、合わなかった場合は辛いです。
オープン後、別のデザイナーさんに依頼したことがあるのですが
想像を超えるものができずに、
結局料金を支払って、断念したこともあります。。。
その時に学んだことは、
クラウドソーシングを利用して
コンペ形式でやればよかったと思いました。
コンペ形式だと、
イメージを伝えてコンペに参加した方の中から
デザインを選んで報酬を支払います。
このコンペ後に同じデザイナーさんに
他のお仕事も依頼することもできますのでお勧めです^^
デザイナーさんへの依頼の仕方
私がデザイナーさんに依頼をする時に
気をつけていることは、
イメージをやり過ぎなくらい伝えること
私の場合は
コンセプトとともに、
ネットでイメージに近い画像を複数枚探し、
それをデザイナーさんに送ります。
<ショコラティエ川路の場合>
高級旅館の写真を5枚・辻利の店舗写真
販売するチョコレートの写真
私がなぜ写真を送ったのかというと、
言葉で伝えるとすれ違いが大きいからです。
例えば、私がお店を出す前にデザイナーさんに依頼した時、
”高級感”を出したかったのですが、
返ってくるイメージがかなりかけ離れていました。
画像を使用して説明すると、
私が思っていた高級感はデザイナーさんからすると
アンティークというものになるそうです。
このように、”可愛い””優しい””高級感”など
素人の私たちは明確に言葉を理解していないのかもしれません。
(私だけかもしれませんが💦)
相手としっかりイメージーを共有できるよう
やり過ぎなくらい伝えることが大事です。
そして、伝えよう・共有しようとする姿勢は
デザイナーさんにも伝わりデザイナーさんの
やる気にもつながり良いものが出来ますよ^^!
箱について
箱のデザインはデザイナーさんにお任せでも良いですが、
形などは商品に合わせてしっかり考えていきましょう!
私の失敗談では
箱のフタが開かないようにサイドにシールを貼ったのですが
粘着が弱く縦に手提げ袋に入れることが出来ませんでした。
(縦に入れるとフタがあいて商品が出てしまう)
そのために、特注の袋を用意したりとコストがかさむことに💦
今は、ゴム紐で止める仕様に変更しました。
また、チョコレートの場合高さが高さ過ぎると
配送などで送る場合にチョコレートが
ひっくり返ってしまったりしてしまいます。
こちらは生徒さんからそういったことが多くあって相談されていたので
お店の前に箱の高さをギリギリまで低くすることで対処できました。
私のお店の箱はだいたい
240円〜360円くらいで仕入れています。
手提げ袋について
こちらは箱に合わせて
大・中・小とサイズを用意しています。
購入した方がこちらの袋を持って移動してくださいますので
重要な宣伝にもなります。
百貨店に出店した時にも、
他のお店の方に
川路の袋よく見ますよー!
すごい売れてますね!!
とお声をかけていただいたこともあり
重要な宣伝です^^
私は特注の袋ですので
小・中90円
大140円くらいです。
パンフレットの作り方
パンフレットを作る時には
写真・商品説明・ロゴマークが必要になります。
商品がまだ決定しなくても、
商品の部分以外のデザインや配置、
パンフレットの折り方、
使用する紙質を決定しておくと
オープン前に慌てなくていいですよ。
いろいろなお店のパンフレットを見て参考にすると良いと思います!
私のお店のパンフレットもこちらに載せておきますので
参考までにどうぞ
カメラマンに商品写真を撮影してもらう
商品の写真ですが、
カメラマンの方には人物を撮るのが得意な方と、
商品写真を撮る物撮り(ブツドリ)が得意な方がいらっしゃいます。
チョコレートのように撮影が簡単なものでしたら、
どのタイプのカメラマンでも大丈夫ですが、
ケーキなどは物撮りが得意なカメラマンにお願いした方が良いです。
カメラマンには商品撮影のほか、
イメージ写真を10種類くらい撮ってもらってください。
イメージ写真は、ネットなどでイメージに近いものを探し
使用するお皿やマットなどを購入して撮影します。
このイメージ写真はSNSでも使用できますし、
ホームページなどでも使用でき華やかになります。
そして、可能ならばプロフィール写真も一緒に撮影してもらいましょう。
雑誌の取材などで簡単なものはシェフのお顔の写真素材はありますか?
と聞かれます。良い写真を撮っていただきましょう!
この記事のアイコンにもなっている写真も
商品写真の時になんとなく撮影してもらいました。
こんな風に撮影してデータがあれば
いろいろなところに使用可能ですよ
私が商品写真もプロフィール写真もイベントでの撮影も
いつもお願いしているカメラマンのハルさん
こちらにHP載せておきますね。
お値段もお安いですし、写真も素敵でお仕事も早くいつも助かっています^^
Hal photo works
お勧め発注業者さん
私が依頼している会社様はこちらになります。
みなさん丁寧に対応してくださるので
お勧めです^^
チョコレート箱:株式会社オザキ
紙袋:株式会社山元紙包装社
パンフレット・名刺・ショップカード:ラクスル
今回の記事はお店を出したい方にとってかなり気になる内容だったのではないかと思います^^
出店される生徒さんからもよく聞かれる内容でもありますね。
他にも何か聞きたいことや
詳しく聞いてほしい!ということがあれば
こちらでお待ちしております。